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~広島を見守り続けた広島城天守~

2026.02.13
 それぞれ建築された年代は違いますが広島城天守も原爆からの復興、今の広島市街地を戦国時代から姿は変わっても街の変化や人の変化を見守り続けている唯一の建物だと思います。現在だと広島城の周辺にはビルが建設されていて遠くまで見渡せませんが、原爆が投下される前の広島だと遠くも見え、城下街の賑わっていた様子を見渡すことができたのだと思います。
閉城後の復元作業は令和8年2月時点では、木造なのか鉄筋コンクリート造、どのように建て替えるのかは決まっておらず、今後も広島市が検討会議を行い、方針を決めるそうなので、引き続き広島市の情報をチェックしていきたいと思います。今後の広島城天守は閉城したからすぐに取り壊すとのことでは無いそうなので閉城後も当分の間はいつもの風景だと思います。
 現在の広島城天守の内部に入れるのはあと1ヶ月少々なので、移り変わる広島の風景を観てはいかがでしょうか。

現在は復元されている天守は3代目なのですが、初代は毛利輝元が天正20年(1592年)頃築城され、350年程たった昭和20年(1945年)8月6日原爆によって倒壊して姿を無くしました。
2代目は昭和26年(1951年)に木造で、体育文化博覧会の目玉として再建されたそうですが、仮設のため、解体され、現在の3代目は昭和33年(1958年)に鉄筋コンクリート造で復元されました。
3代目の広島城天守の最上階からは、広島市街地の変化がわかる建物を望む事ができます。
西側には、2年前中央公園に開業したエディオンピースウィング広島が望めます。
東側は遠くに広島駅の再開発されたビルなどを望むことができます。
南側には、変化していく広島市街と奥に原爆ドームが望めます。

  天守南側眺望
 (紙屋町方面)
   天守東側眺望
(縮景園・広島駅方面)
   天守西側眺望
(ピースウィング方面)
広島城天守
 原爆からの復興、広島市街地の変化を長らくシンボルとして見守り続けた街の中心にある広島城天守は、広島に住んでいるとご存知だと思います。
現在博物館として使用している天守は今年の3月22日に閉城します。
閉城の理由としては、現在の天守閣は3代目で鉄筋コンクリート造60年以上経っていることから、コンクリート老朽化による耐震に問題があり、閉城することになりました。
広島城が閉城するタイミングで広島市街の景色を見てきました。

大阪・関西万博 観光レポート
~夢洲のインフラ整備と「大屋根リング」の設計思想~

2026.04.10
3夢洲の今後と期待

 本エリアでは万博終了後、統合型リゾート(IR)を含めた開発が計画されています。今回整備された鉄道や基盤施設は、万博のためだけでなく、今後の都市機能を支える基盤として整備されているものです。
 また、終了後の大屋根リングの再利用についてはメディアでも様々な意見が見られますが、例えば災害時の備蓄資材としての活用など、一定の役割を持たせることができれば、万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」にもつながる可能性があると感じました。
 万博という一時的なイベントを契機に、将来のまちづくりへとつなげていく点は非常に興味深く、今後どのように発展していくのか注目されます。
 今回の視察を通じて、夢洲は単なるイベントの会場ではなく、将来の都市形成を見据えた重要な拠点であると感じました。今後の開発によりどのように変化していくのか、次に訪問する時が非常に楽しみです。
2大屋根リング:回遊性を生む「インフラとしての建築」

 会場内のパビリオンは事前予約制が多く、訪問時にはほぼ満杯であったため内部の見学はできませんでした。
 その中で、時間をかけて見ることができたのが会場のシンボルである「大屋根リング」です。
この構造物は単なる日除け・雨除けのための屋根ではなく、会場全体をつなぐ役割を持っています。円環状の形状とすることで、来場者が自然に回遊できる動線が形成されており、人の流れを分散させるインフラとして機能していました。
 実際に歩いてみると、リングに沿って人の流れが生まれ、特定の場所に集中しにくい構成になっていることが体感できました。一方で、来場者数が20万人規模となると常に人とすれ違う状況となり、移動の際には周囲への注意が必要な場面も見られました。大規模なイベント特有の状況ではありますが、空間設計や想定人数の考え方については、今後の検討の余地もあると感じました。
 また、夜間にはライトアップが行われ、昼間とは異なる雰囲気を楽しむことができます。木材が照らされることで温かみのある空間となり、※構造物としての力強さと演出が両立されている点が印象的でした。

※伝統建築を踏襲し、木架構は柱梁接合部を貫接合としたラーメン架構にラグスクリューボルトや鋼板等で改良した改良型貫接合工法を開発し、「現代の貫」として採用している。

※外周直径が約674m、幅約32m、周長約2km、高さ約20mの世界最大の木造建築物としてギネス世界記録に認定されている。
写真2 夢洲駅 出入口階段
写真4 大屋根リング 内部
写真6 大屋根リング内部(夜間)東ゲート側から見る
写真5 大屋根リング内部(夜間)
写真3 大屋根リング 東ゲート側から見る
写真1 夢洲駅 コンコース
 昨年10月、開催終盤を迎えた大阪・関西万博の会場を訪れました。当日は20万人を超える来場者が訪れており、会場は大きな賑わいを見せていました。
 本万博については様々な意見がありますが、今回は実際に現地を訪れた立場から、特にインフラの整備や建築の視点に着目し、「夢洲駅」と「大屋根リング」についてご紹介します。


1夢洲駅:大量輸送を支える「滞留させない」設計

まず、万博に合わせて整備された夢洲駅についてです。
会場の玄関口となる本駅は、たくさんの来場者をスムーズにさばくための工夫が随所に見られました。コンコースや改札周辺は広く確保されており、滞留を抑える空間構成となっています。
動線は非常にシンプルで視認性が高く、初めて訪れる人でも迷うことなくゲートへ向かうことができます。実際に私が訪れた際も、人の流れに沿って進むことでスムーズに入場をすることができ、約15分程度で入場できました。
また、階段や出入口の配置についても人の流れが分散されるよう計画されており、大規模イベントにおける人流制御の考え方がよく表れていると感じました。
 なお、会場へのアクセス手段としてはバスとメトロの複数ルートが計画されていましたが、訪問時にはバスの予約が取れず、結果としてメトロ利用に来場者が集中している状況でした。こうした輸送手段の利用状況も含め、ピーク時における人流の集中度や想定人数の設定については、今後の大規模イベントに向けた検討要素の一つであると感じました。

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